【 告知 】

KINEATTIC × topofil

佐々木友輔 最新作
『土瀝青 asphalt』上映会


SCHEDULE:5月5日(日)・12日(日) 19:00

CHARGE:1000円(予約700円)
ACCESS:KINEATTIC


『土瀝青 asphalt』(2013年)186分
監督:佐々木友輔、朗読:菊地裕貴、音楽:田中文久、ロゴ:藤本涼、原作:長塚節『土』

 
□予約方法 
上映への参加予約をご希望の方は、(1)お名前(2)人数(3)希望日 を明記の上、件名を「予約『アスファルト』上映会」として qspds996@gmail.com までメールでお申し込み下さい。

                                            
□作品紹介 
正岡子規の後継者と見做されながら夭逝した明治期の文学者の新聞小説『土』。夏目漱石が「娘に読ませたい」と書いた序文でも知られる此の長編が百年後の未来にレプリカントとして甦る。
或る時空に身を置き其処で過ごす生は安易にも"現実"だと思い込まれるが、その思いは指のササクレの如く無数に剥離する。佐々木友輔が映画の素材にするのは、呪い・記憶・未来・微かな希望などを詰み重ねて喚起するその"別の層"(mille-feuille)である。


□作品予告編











□作品概要
長塚節による唯一の長編小説『土』は、東京朝日新聞の連載として1910年に執筆された。長塚節の故郷である石下町国生を舞台として、そこに生きる農民の勘次とお品、二人の子であるおつぎと與吉、お品の父である卯平ら家族の物語である。『土』から『土瀝青』に至るまでの百年という隔たった時間のうちには、もちろん、「郊外化」という大きな場所の変容が含まれている。では、長塚節の経験した郊外化以前の場所のあり方と、私たちの知る郊外化以降の場所のあり方を、ひとつの映画のうえでかさねあわせたとき、なにが起こるだろうか。なにを知ることができるだろうか。この映画は、朝昼夜、春夏秋冬と、途切れることなく、だがしかし自在に伸縮しながら流れていく時間のなかで、多様な表情を見せる場所を旅していく。「風景」という概念を乗り越え、隠された基層の秩序を捉えるために構築された〈場所映画〉の方法論の実践である本作は、映像作家・佐々木友輔が『夢ばかり、眠りはない』以来取り組んできた、映画による場所論/郊外論の集大成である。


□原作:長塚節『土』
青空文庫にて、全文無料閲覧が可能です。


佐々木友輔 プロフィール

1985年神戸生まれ。中学時代に映像作家の小池照男氏に師事し実験映画・個人映像の制作を開始。高校時代に制作した映画『手紙』でイメージフォーラムフェスティバル2003の一般公募部門大賞を最年少で受賞。バンクーバー国際映画祭、ロッテルダム映画祭など複数の映画祭で上映が行われる。その後は映像表現を中心に、アートプロジェクトや舞台芸術(音響)、MV制作など様々な領域を横断して活動。毎日短編映像作品をウェブにアップする「映像日記」や過去の名作映画を模倣する「ある映画史」シリーズなどの企画を立ち上げる。2010年には、秋葉原の通り魔事件を題材にした映画『夢ばかり、眠りはない』を制作、UPLINK FACTORYにて上映を行い、「風景映画の現代的な更新」として大きな評判を呼ぶ。2011年には「floating view」と題した企画展を立ち上げ、第一回の展覧会をTWS本郷、第二回を新宿眼科画廊にて行う。同時に、トポフィルより展覧会カタログ+論考集『floating view “郊外”からうまれるアート』を出版。作品制作と言説の両面から郊外論の刷新を試みている。


【個展・上映】
□何か話題出して/佐々木友輔 映像個展(2005、イメージフォーラム・シネマテーク、渋谷、東京)
□夢ばかり、眠りはない(2010、UPLINK FACTORY、渋谷、東京、ゲスト:渡邉大輔、藤田直哉)
□佐々木友輔 映像個展「新景カサネガフチ」
(2010、イメージフォーラム・シネマテーク、渋谷、ゲスト:若林幹夫、宮台真司)
□wktk×感覚基地 佐々木友輔特集「冷凍都市の暮ら、または、言えなかった好きという言葉も」
(2011、CAMP GALLERY、大阪)


【出品上映・展示】
□実験映画祭RETINA(2000、2003、ハンガリー)
□映像のコスモロジー(2003-2007、アトリエ2001、神戸、兵庫)
□Image Forum Festival 2003(パークタワーホール、新宿、東京)
□バンクーバー国際映画祭(2003、カナダ)
□ロンドン映画祭(2003、イギリス)
□ロッテルダム映画祭(2004、オランダ)
□ブリスベン国際映画祭(2004、出オーストラリア)
□LOVE BITE(2004、シンガポール)
□Culturegest Nippon Koma(2005、ポルトガル)
□ZAIM オープニングフェスティバル(2005、ZAIM、横浜、神奈川)
□平山賞・安宅賞受賞顕彰展「デジャメーヴユ 既/未視感(2007、東京芸術大学上野校地、東京)
□フェニス・フェスティバル(2008、イタリア)
□ワタラセアートプロジェクト2008(古河掛水倶楽部、足尾、群馬)
□アイマ・シネマ「ある映画史」(2009、とりでアートコンシェルジュ、茨城)
□取手アートプロジェクト2009(2009、台宿ポット、茨城)
□映像上映ナイト!! -Art of Moving Image -(2009、tappino、取手、茨城)


【シンポジウム/トーク】
□ドキュアート:生成と記憶の記録
(フランス大使館、東京、パネリスト:佐藤時啓、岩井主税、二村道生、佐々木友輔)
□フォーラム「情報を全国に発信し地域活性化」
(2010、おやきや総本家松代店、松代、長野、パネリスト: 吉井靖、香山篤美、丸田一)
□ベオグラード1999(2010、金子遊による映画のトークゲスト、UPLINK X、渋谷、東京)
□ポスト9.11のハリウッド映画と日本映画
(2011、リブロ池袋、東京、パネリスト:三浦哲哉、渡邉大輔、藤田直哉、佐々木友輔)
□AR(拡張現実)風景論(トーキョーワンダーサイト本郷、東京、パネリスト:丸田ハジメ、若林幹夫、渡邉大輔、清野仁美、佐々木友輔)
□アーティストの目に映る郊外
(2011、UPLINK FACTORY、出演:小谷元彦、藤原えりみ、藤田直哉、佐々木友輔)
□UST放送「ノールス00」(出演:宮沢章夫、岸建太朗、佐々木友輔)http://www.kineattic.com/http://www.topofil.info/http://www.kineattic.com/access.htmlmailto:qspds996@gmail.comhttp://www.aozora.gr.jp/cards/000118/files/1745_16941.htmlshapeimage_1_link_0shapeimage_1_link_1shapeimage_1_link_2shapeimage_1_link_3shapeimage_1_link_4
【 プログラム 1 】場所ではない場所をめぐって

長編5作品

SCHEDULE:
4月29日(月):『新景カサネガフチ』(2010年) 74分
4月30日(火):『彁 ghosts ver.5』(2008年〜2013年) 95分
5月6日(月):『夢ばかり、眠りはない』(2010年) 112分
5月9日(木):『手紙』(2002年) 72分
5月10日(金):『アトモスフィア』(2011年) 112分

21:00より上映 (※4/29~5/17の間、VIMEO ON DEMANDでも全作品有料にて視聴可能)

SCREEN:USTREAMにて生放送
CHARGE:無料( VIMEO ON DEMMAND での視聴は一作品 200円)

情報環境、VHSやminiDVなど失われ行く視覚メディア、そして郊外(サバービア)……この5つの長編に共通するのは、いずれも「場所ではない場所」についての映画であるということである。ある時にはユートピア(いまだない良きものが到来すべき場所)として、またある時にはディストピア(あるべきものがもはやない場所)として、無数の神話が語られてきたそれらの場所に、私たちは今後どのように関わっていくべきなのだろうか。映画による場所論の試み。



























       『手紙』(2002年) 72分 5月9日(木) 21:00よりUSTREAMにて上映

ほぼ全編を携帯電話のメール送受信のみで構成した、佐々木友輔の長編デビュー作。書いては消しを繰り返し、届かなかった言葉と届いた言葉、相手からの返信を待ち焦がれる指先だけで描く「人間ドラマ」。イメージフォーラム・フェスティバル2003一般公募部門大賞受賞、バンクーバー国際映画祭タイガー&ドラゴン・アワード ノミネート。



























『彁 ghosts ver.5』(2008-2013年) 95分  4月30日(火) 21:00よりUSTREAMにて上映
国道6号沿いの廃墟、そこに捨てられたminiDVテープに記録された、青い服の女、累。物語の主人公は、残された映像を頼りに、彼女の見た景色を辿る旅に出る――。この世に溢れる無数の映像を出会わせ、結び合わせ、一枚のディスクに刻み込むことで、他の誰でもない新しいひとつの人格=幽霊を生み出すための「映画実験」。



























『夢ばかり、眠りはない』(2010年) 112分 5月6日(月) 21:00よりUSTREAMにて上映
ある女性映像作家が残した日記とビデオテープ。そこには、2008年に起きた秋葉原無差別連続殺傷事件によって壊れていくひとりの人間の姿があった。「昨日、君の夢を見たよ――。」彼女は眼前の風景に、容疑者Kが見ていたかもしれない景色、そして親友のKと共に見た景色を重ね合わせながら、茫漠とした郊外を彷徨い歩く。現実と虚構が入り交じった、夢のように儚い「風景映画」。





















  『新景カサネガフチ』(2010年) 74分 4月29日(月) 21:00よりUSTREAMにて上映
2011年、関東鉄道常総線に新しい駅ができて、その土地の名前も「ゆめみ野」に変わった。ゆめみ野の誕生と時を同じくして結婚し、街のめまぐるしい変化に寄り添って暮らしてきた一組の夫婦は、ある出来事をきっかけにして、街の歴史と夫婦の時間を、交差させ、かさね合わせるようにしながら追憶していく。そこに浮かび上がってくるのは、いつか夢に見た景色――累(かさね)伝説発祥の地、累ヶ淵。『夢ばかり、眠りはない』に続く新たな「風景映画」。





















『アトモスフィア』(2011年) 112分 5月10日(金) 21:00よりUSTREAMにて上映
2011年の夏、郊外の新興住宅地ヴィラ・ラクテアに住むある夫婦の物語。妻は流産で娘を失ってから毎夜、自らの手で子供を殺してしまう悪夢に苦しめられていた。夢を見ずに過ごすためには、眠らないでいるしかない。そう考えた彼女は講演会などの文字起こしの内職を始め、夜な夜なその仕事に没頭するようになる。そんなある日、妻のもとに新たな文字起こし用の音声データが届く。そこには、彼女とまったく同じ悪夢を見るという女の独白が記録されていた――。新しい「映画」のかたちを求めて辿り着いた、21世紀の「家族映画」(ホーム・ムービー)。
http://www.ustream.tv/channel/kineattichttp://www.ustream.tv/channel/kineattichttp://www.ustream.tv/channel/kineattichttp://www.ustream.tv/channel/kineattichttp://www.ustream.tv/channel/kineattichttp://www.ustream.tv/channel/kineatticshapeimage_2_link_0shapeimage_2_link_1shapeimage_2_link_2shapeimage_2_link_3shapeimage_2_link_4shapeimage_2_link_5
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