トポフィルは、アーティスト・企画者の小田原のどか、佐々木友輔、平嶺林太郎によるパブリッシングプロジェクトです。

 

 「いまここ」という場所のありようを、作品を介在させることで異なる解釈の可能性に開こうとする小田原、自身の出身地である「甑島」での滞在制作を通して、アーティストの新たな側面を引き出すことを試みる平嶺、立場なき場所と言われてきた「郊外」からうまれる表現を模索する佐々木。3名に共通するのは、アプローチの方法こそ異なりますが、一貫して「場所」について思考をめぐらせてきたことです。

 

 トポフィル(topofil)という名称の土台にあるのは、地理学者のイー・フ—・トゥアンが提唱した概念「トポフィリア(場所愛)」です。

 

 「場所」に関する議論は、本来、容易に更新されるものではなく、長い時間をかけて育まれるべきものです。しかしめまぐるしい社会状況の変化や環境・インフラの変化によって、私たちと「場所」との関係もまた大きな転換期を迎えているのではないでしょうか。

 

 これからの「場所」、これからの「場所愛」とはどのようなものか。そしてそこからうまれるアートとは。このような問いへの思考と実践を記録として残すために、トポフィルはうまれました。

 

 

2011.7.1 小田原のどか・佐々木友輔・平嶺林太郎

 

トポフィルロゴデザイン 藤本涼

 

 

 

 

 

 

 

 

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